道路の除雪が進み乗鞍岳春山バスは昨日から肩の小屋口バス停まで行くようになった。天気の良い休日とあって多くの山スキーヤーやボーダーが集まりバスは5台も出ているがすべて満員だ。我々も三本滝の駐車場でスキーにシールを貼ったりスキー靴を履いたりして準備を整える。バスは30分程で肩の小屋口に着く。バスを降りて歩き始める。最初は傾斜の緩い肩の小屋を目指し途中から朝日岳に向かう。急登が始まるとシールが滑るので板をザックに取り付けて坪足で登る。急登に息が上がり汗が噴き出す。やがて朝日岳に着く、ここから滑り出す人も多く荷物を下ろして休憩している人も多い。我々も荷物をおろし空身で乗鞍岳山頂をめざす。山頂神社に御参りをしてから荷物の所まで引き返す。ガスが出始めたので休憩は早めに切り上げる。シールをはがしていよいよ滑降だ。斜面の夏道を示す竹竿が頭を出していているのに気づかずスキーを引っかけて転倒してしまった。手術をした膝を痛めたのではないかと妻が心配している。幸い何事もなくすんだ。雪はザラメでとても滑りやすい。肩の小屋口バス停から更に位ヶ原山荘まで滑り降りる。下るにつれて雪解けの縦溝が深くなり滑りにくくなってくる。位ヶ原山荘で名物のうどんとおでんを食べてバスの到着を待った。
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